いよいよ寒さが厳しくなってきましたね。
寒い季節になるとお鍋料理が恋しくなります。
キムチ鍋は辛味が癖になる定番料理ですが、辛いものが苦手な子どもや大人でも楽しめるお鍋を作ってみませんか?
ここでは、乾ししいたけと出汁を活用した体にも優しいお鍋レシピをご紹介します。
どれも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください!
出汁の基本!乾ししいたけで旨味を引き出そう
乾ししいたけは、じっくり戻すことで「グアニル酸」という旨味成分が最大限に引き出されます。
これは、昆布の「グルタミン酸」や鰹節の「イノシン酸」と合わせると相乗効果を生み、より深い味わいの出汁になります。
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基本の乾ししいたけ出汁の作り方
材料:
- 乾ししいたけ:5〜6枚
- 水:1リットル
作り方:
- ボウルに水を入れ、乾ししいたけを浸します。
- 冷蔵庫で一晩(最低でも6時間以上)置きます。
- 戻し汁は捨てず、そのまま出汁として使用しましょう。しいたけもスライスして具材として活用できます。
この出汁をもとに、いくつかのレシピをご紹介します!
子どもと楽しむ「豆乳と乾ししいたけのまろやか鍋」
豆乳の優しい味わいが子どもにも食べやすく、栄養たっぷりの一品です。
乾ししいたけの旨味が豆乳に染み込み、スープまで飲み干したくなる美味しさです。
材料(4人分):
- 豆乳(無調整):400ml
- 乾ししいたけ出汁:600ml
- 鶏もも肉:300g
- 白菜:1/4玉
- にんじん:1本
- 長ねぎ:1本
- しめじ:1/2株
- 豆腐(木綿がおすすめ):1丁
- 味噌:大さじ2
- 塩:少々
作り方:
- 鍋に乾ししいたけ出汁と豆乳を入れ、混ぜ合わせます。
- 鶏もも肉を一口大に切り、出汁に入れて火をつけます。
- 白菜、にんじん、長ねぎを食べやすい大きさにカットし、鍋に加えます。
- 沸騰直前に火を弱め、しめじ、豆腐を加えます。
- 味噌を溶き入れ、塩で味を整えたら完成です!
体ポカポカ「和風生姜鍋」
風邪予防や冷え性対策にもなる生姜をたっぷり使った鍋です。乾ししいたけ出汁が具材の味を引き立て、優しい和風の味わいが広がります。
材料(4人分):
- 乾ししいたけ出汁:800ml
- 生姜(薄切り):20g
- 豚バラ肉:300g
- 大根:1/3本
- 水菜:1束
- えのき:1/2株
- 油揚げ:2枚
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
作り方:
- 生姜を薄切りにし、大根は短冊切り、水菜は4〜5cmに切ります。
- 鍋に乾ししいたけ出汁、生姜、酒、みりん、醤油を入れ、加熱します。
- 沸騰したら豚バラ肉を少しずつ入れ、大根、えのき、油揚げを加えます。
- 火が通ったら水菜を入れてさっと煮、出来上がりです。
栄養満点「鮭ときのこの味噌鍋」
魚介の旨味ときのこの風味がたまらない味噌鍋。鮭には良質なタンパク質やDHAが含まれており、子どもの成長や大人の健康に最適です。
材料(4人分):
- 乾ししいたけ出汁:800ml
- 鮭の切り身:4切れ
- 舞茸:1/2株
- 白菜:1/4玉
- にんじん:1本
- こんにゃく:1枚
- 味噌:大さじ3
- バター:10g(お好みで)
作り方:
- 鍋に乾ししいたけ出汁を入れ、火をつけます。
- 鮭を軽く塩で下味をつけておきます。
- 白菜、にんじん、舞茸、こんにゃくを食べやすい大きさに切り、鍋に入れます。
- 野菜がしんなりしたら鮭を加え、さらに味噌を溶き入れます。
- お好みでバターを加え、風味をプラスします。
家族みんなで楽しむ鍋のコツ
味付けの工夫
- 子ども向けには薄味に仕上げ、大人には取り分け後に調味料を追加するなど、アレンジを楽しめます。
トッピングアイデア
- 刻みネギ、七味唐辛子、ゴマなどを添えると、風味がさらにアップします。
締めの楽しみ
- うどん、雑炊、ラーメンなどを締めに加えると、余すことなく美味しくいただけます。
まとめ
乾ししいたけを活用した鍋レシピは、体にも優しく旨味たっぷり!ぜひご家族で楽しんでみてください。