今年は10月になってもとても暑い日が続いていますが急に寒くなると心配になるのが風邪。
これからの季節、秋から冬にかけての季節の変わり目は風邪をひきやすくなる時期です。
そんなとき、ただ栄養を摂るだけでなく、免疫力を高める食材を取り入れた食事が風邪対策に効果的なんです。
特に、しいたけをはじめとするきのこ類は栄養豊富で、免疫力をサポートする優秀な食材として注目されています。
風邪予防におすすめの栄養を豊富に含んだ「しいたけ」を中心に、美味しく免疫力を高めるためのポイントをご紹介します!
しいたけのパワーで免疫力をサポート!
しいたけには、風邪予防に役立つ栄養がたっぷり含まれています。
その中でも注目したいのが、「β-グルカン」と「ビタミンD」です。
β-グルカンは、腸内の免疫細胞を活性化させ、病気に対する抵抗力を高める効果があるとされています。
また、しいたけを日光に当てて乾燥させると、ビタミンDの含有量が増えます。
ビタミンDは、腸内のバリア機能を強化し、病原体が体内に侵入するのを防ぐ役割もあるため、風邪や感染症の予防に最適です。
腸内環境を整えて免疫力アップ
腸内環境を整えることも、風邪予防には大切な要素です。しいたけに含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを保ちます。善玉菌が増えることで、腸内の悪玉菌の増殖が抑えられ、免疫力が高まると考えられています。また、プレバイオティクス効果もあるため、しいたけは腸内での発酵を助け、よりスムーズな消化が期待できます。しいたけを使った料理を積極的に取り入れることで、腸内環境が整い、全身の免疫力をサポートします。
抗酸化物質で体を守る
しいたけには、抗酸化物質も豊富に含まれています。
抗酸化物質は、体内の酸化ストレスを軽減し、老化を防ぎながら体を守る役割を持ちます。
この酸化ストレスが軽減されることで、病気への抵抗力もアップし、免疫機能がサポートされるのです。
しいたけを日常的に取り入れることで、風邪だけでなく、全身の健康を保つための基盤を作ることができます。
おいしい調理法で毎日続けやすく
しいたけは、炒め物や煮物、スープなど幅広い料理に使え、飽きずに続けやすい食材です。
特に出汁として使用すると、旨味成分のグルタミン酸やイノシン酸が溶け出し、深い味わいを楽しむことができます。
風邪予防には、温かいスープやお鍋にしいたけをたっぷり入れるのがおすすめです。
また、乾燥しいたけを使用するとビタミンDが増加するため、栄養価もアップします。
お料理のアクセントとして気軽に取り入れ、免疫力をしっかりサポートしましょう。
鍋
乾し椎茸 適量
お好きな具材
(白菜、もたし、豆腐、豚肉など) 適量
出汁 具材がつかるくらい
香辛料(しょうが) 適量
【作り方】
①温めた鍋に具材を入れる。
②具材に火が通ったら完成。
③お好みでポン酢などをつけて完成。
季節の変わり目は、免疫力を高める食事が風邪予防のカギとなります。しいたけに含まれるβ-グルカンやビタミンD、抗酸化物質などの栄養成分が、体をしっかりとサポートしてくれます。食物繊維やプレバイオティクス効果も期待できるしいたけを毎日の食事に取り入れ、腸内環境を整えながら、健康を守りましょう。