
しいたけ屋をしているとこの時期の恒例行事があります。
それが「種ゴマうち」!
ここでは、春の大切なしいたけ行事「種ゴマうち」についてご紹介します。
ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、しいたけを育てるためには欠かせない作業なんです。
今回は、実際の写真とともに工程を追いながら、陽より子の「種ゴマうち」の様子をレポートします!

そもそも「種ゴマ」ってなに?
「種ゴマ」とは、しいたけの菌が植え込まれた小さな木片のこと。
直径は約1cmくらいの円柱形で、白く菌が繁殖しているものもあります。
これを原木(クヌギやコナラなど)に打ち込んで、しいたけを育てる準備をします。
種ゴマを打つ理由とは?
しいたけは自然の中でも生えますが、確実にたくさん収穫するには菌を人の手で原木に植え込む必要があります。
つまり「種ゴマうち」は、しいたけ栽培の第一歩なんです!
①穴あけ
まずは原木に電動ドリルで一定間隔で穴をあけていきます。
1本の木でおよそ20か所の穴をあけるのには力も必要です。
穴の深さは種ゴマの長さにぴったり合うように調整します。
② 種ゴマうち
次に、あけた穴に種ゴマをひとつずつ差し込み、金づちでトントンと打ち込みます。
木と平らになるくらいまでしっかりと打ち込むのがコツ。
とんとん、カンカンとちょっとしたストレス解消にもなる作業です(笑)
③ 原木をふせて、しばらく休ませる
打ち終わった原木は、日陰に「伏せ込み」して休ませます。
この状態で1年半、菌が原木の中にまんべんなく広がるのを待ちます。
しいたけが出てくるのは来年以降。気長に、そして自然の力を信じて待つ時間です。
まとめ
しいたけは「すぐに結果が出ない」からこそ、育てがいがあります。
こうして手間ひまかけて育った原木しいたけは、香りも旨味も格別!
春の風物詩でもある「種ゴマうち」、実際にやってみると奥深い世界が見えてきますよ。

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