
年齢を重ねるにつれて気になる「血圧」。
「薬やサプリメントに頼る前に、できることから始めたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでぜひ知っていただきたいのが、日本の伝統的な健康食材「乾ししいたけ」、そしてしいたけを利用した高血圧予防におすすめの“しいたけ水”です。
しいたけを水に浸けるだけでできる「しいたけ水」は、手軽で続けやすく、血圧の安定や体調管理にぴったりです。
ここでは、しいたけ水の作り方と栄養効果について詳しくご紹介します。

しいたけ水とは?
乾し椎茸を水に浸すだけで完成する「しいたけ水」は、じつは昔ながらの“飲む出汁”です。
原木乾ししいたけからじっくり溶け出したグアニル酸やβ-グルカン、エルゴチオネインといった成分がたっぷり含まれています。
これらは、血圧の安定・免疫力アップ・抗酸化作用など、体にうれしい効果がたくさんあるんです!

しいたけ水の作り方
[材料]
原木乾ししいたけ…2~3枚
水…200〜300ml
[作り方]
容器にしいたけと水を入れる
冷蔵庫で一晩(8〜12時間)置く
翌朝、しいたけを取り出し、そのまま飲む or 味噌汁などに活用
※戻した椎茸はお料理に使えば栄養を無駄なく摂れます!
乾ししいたけが高血圧によい理由
乾し椎茸にはカリウムが豊富。
この成分は、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出し、血圧を安定させる働きがあります。
さらに乾ししいたけに特有の成分「エリタデニン」は、コレステロールや血圧の上昇をゆるやかにします。
まさに高血圧予防の強い味方になるんです!

エリタデニン
特有の成分が含まれており、血中コレステロールを下げる作用や、血管をしなやかに保つ働きがあることが研究で示されています。エリタデニンは血管の柔軟性を保つことで、血流の改善や動脈硬化の予防にも繋がり、結果的に高血圧のリスクを軽減します。
食物繊維(特にβ-グルカン)
腸内環境を整えながら脂質の吸収を抑え、コレステロールの排出を促進する働きがあるため、血液の状態を良好に保つのにも役立ちます。
まとめ
「しいたけ水」は、手軽なのに栄養豊富で続けやすい、まさに自然のサプリメント。
特に血圧が気になる方には、カリウムやエリタデニンを効率よく摂れる心強い習慣になります。
まずは手軽に始められる「しいたけ水」習慣、ぜひはじめてみませんか?