
陽より子でも妊活応援コーナーを設けてご案内をしていますが、ここでは普段の生活で取り入れやすい妊活食材として「出汁」をご案内します。
妊活は、身体だけじゃなくて心も整えることが大事ともいわれており「出汁」はすぐに取り入れやすい習慣としておすすめです。
毎日の仕事や家事に追われる中で、ちゃんと自分の身体に向き合う時間ってなかなか取れない…。
その中でも「続けられる妊活」として一杯の“出汁”を飲むことをご提案します。

妊活と「冷え」と「自律神経」
自律神経とは、私たちが意識しなくても体を調整してくれている神経で、
・交感神経(活動モード)
・副交感神経(リラックスモード)
の2つから成り立っています。
ストレスや睡眠不足、不規則な生活、体の冷えなどが続くと、これらのバランスが崩れ、体が常に「緊張状態=交感神経優位」になってしまいます。
そうなると、妊娠に必要なホルモンがうまく分泌されず、排卵が遅れたり、生理周期が乱れたりすることにつながります。
特に気をつけたいのが「冷え」と「ストレス」。
子宮や卵巣の血流が悪くなると、妊娠に大切なホルモンバランスが乱れがちになることも。
冷えが原因で血流が悪くなると、
✔︎ 栄養やホルモンが十分に届かない
✔︎ 卵子の質が低下しやすくなる
✔︎ 子宮内膜がふかふかに育ちにくくなる
といった状態になり、妊娠しにくい体に近づいてしまうのです。
また、冷え=体がストレスを感じているサインでもあるため、自然と交感神経が優位になり、さらにホルモンバランスが崩れてしまうという悪循環にもつながります。

出汁を飲む習慣で体が変わる
そこでおすすめしたいのが「朝の出汁習慣」です。
ほんのり香る椎茸と昆布といりこの風味に、ほっとします。
私自身も毎朝出汁を飲むようになってから、体温が少しずつ上がり、冷えを感じにくくなりました。
腸も穏やかに動いてくれて、体の中から整っていく感じがします。

なぜ出汁が妊活にいいの?
出汁に含まれる「グルタミン酸」や「グアニル酸」は、腸の粘膜をサポートしたり、免疫力を高めたりする働きがあると言われています。
また、椎茸などの乾物は「陽性食材」として、体を内側から温める力も。
さらに、味付けしなくても“旨味”があるから、塩分や脂質を控えた食事にもピッタリ。
妊活中の体重管理や栄養バランスにも役立ちます。

飲むだけじゃない、出汁の活用法
朝は一杯の“飲む出汁”。
夜はその出汁を使って具だくさんのお味噌汁に。
ストレスを減らすには、「あれこれ頑張らない」ことも大切です。
続けるコツ
朝に一杯「しいたけ出汁」を飲むだけでもOK
週末に出汁をまとめて作っておく
お味噌汁の出汁をこれに置き換えるだけでも効果あり!
陽よリ子でも人気の食育だし、簡単に本物の出汁がとれるのでぜひ試してみてください。
